私には、「アメリカに留学に行く」という目標がありました。きっかけは、得意教科の英語を現地で学びたいという気持ちがあったことと、愛媛大学法文学部のグローバル・スタディーズ履修コースに所属できたことです。元々、国際文化や語学に興味がありましたが、あまり聞き馴染みのない当コースを知り、自身の興味関心に一番近いと感じ、入学を決意しました。

このコースでは、国際関係の学問を学ぶことができ、語学に精通した教授や親身になって相談に乗ってくださる方が多くいらっしゃいます。また、コロナ禍で一時は留学プログラムが中止になることもありましたが、何とか学生の希望を叶えようと、国際連携支援部の方々には、手厚いサポートをしていただきました。

愛媛大学は、アメリカやフランスをはじめ、各国に協定校があり、学ぶことのできる分野も様々です。私は、交換留学制度を利用させていただき、アメリカイリノイ州のカレッジ・オブ・レイクカウンティで半期留学を実現することができました。この経験により、英語力と国際的思考力を身につけることができました。そして、現地で素敵な友人と出会えたことは、生涯の財産となりました。

国外から母国を考え、これから我々にどのような文化交流が求められるかという、今までは気づかなかった点に着目することで、どのような立場のどのような自分になりたいかという考えも深まりました。「国際文化を知りたい」、「日本を飛び出してみたい」、そんな些細な気持ちを大切にして、愛媛大学法文学部での学びを楽しみにしてくださると嬉しいです。