未来の愛大生へ

2024.07.17
知能機械で笑顔を届ける

松中 優樹

●工学部
●広島市立基町高等学校(令和3年度入学)

私は、工学部知能システム学コースに所属しており、4年生になった現在は、配属された制御工学研究室で学んでいます。知能システム学コースは、機械工学コースで学ぶことに加えて、制御、メカトロニクス、人工知能学などを学ぶことができます。機械やロボットに関心があるだけでなく、情報や電気にも興味があるという方には理想的なコースかもしれません。

私が所属している制御工学研究室は、いくつかのテーマについて研究をしています。具体的には、食事を口元まで運ぶロボットの開発、アバターロボットで授業への遠隔参加を実現する研究、変形性膝関節症の治療に関する研究、電動カートにおける眠気・段差検知の研究、果実の収穫ロボットの開発などがあります。私自身は、睡眠時無呼吸症候群を簡易的に検知する手法に関する研究に取り組んでいます。どの研究テーマにも共通しているのが、ユーザーにとって受け入れやすい外観や操作性を実現しようとしている点です。これらの研究を通じて、利用者の生活を支援し、笑顔にすることができれば嬉しく思います。

また、愛媛大学の魅力は立地の良さにもあると思います。工学部は城北キャンパスにあり、繁華街の大街道までは約1km、観光地や温泉で有名な道後までは1.5kmというアクセスの良さが特徴です。さらに平地であるため、たいていの場所へは自転車で行くことができます。通学も下宿であれば苦になることはないでしょう。

正直、私自身何か深い理由があって愛媛大学に入学したわけではありません。しかし、大学の4年間を振り返ると、愛媛大学に進学して良かったと心から思っています。先生方の手厚い指導のおかげで、充実した学びの経験を得ることができ、その環境に感謝しています。この記事が皆さんの進路選択に役立つ情報となれば幸いです。

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