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重要なお知らせ

未来の愛大生へ

2023.07.31
面白いは「やってみよう」から始まる

田中 沙英

●農学部食料生産学科(令和2年度入学)
●熊本県立第一高等学校

将来、農家として環境問題や食料問題、人材育成などに貢献できる人物になりたいというのが私の目標です。そのために、大学では栽培技術以上に社会科学全般、特にマーケティングや食料システムについては専門的に学びたいと考えていました。愛媛大学にはその環境があると感じ、入学しました。感染症等によって様々な規制がありましたが、それでも期待以上のものを大学生活で得ることができました。

現在は経営学や環境経済学などを専門に学んでいますが、関心事が多い質なのもあり、少しでも興味のある講義は分野問わず積極的に受けました。その講義1つで全て分かることはありませんが、ゲノム編集や考古学、SDGs、環境制御、畜産、微生物、下水汚泥などとにかく色々です。農家の方々へ直接聞き取り調査をしたり、高校生へSDGsの授業を行ったりもしました。講義以外でも、大学経由で市と共同でイベントの企画をしたり、農政局の方々と意見交換をしたりと様々な機会がありました。そうして改めて感じたことは、あらゆる学問や経験が繋がっているという事です。見方次第でいくらでも共通点や応用できる点は見つかります。特に農学は生命活動の全てに強く関連しているので、他分野から学ぶことも多く、底知れない面白さがあります。

大学では信頼や尊敬ができる友達や先生方、やりたいことや夢を応援してくれる人や一緒にやろうと言ってくれる方々にも出会いました。大学での学びや出会いを大切にしながら、夢を与えられる農家になれるように頑張ります。

高校生の皆さん、愛媛大学ではいくらでも学びや経験の機会が用意されています。見てくれている先生もいます。大学の環境をとことん利用してくだい。学部で迷っているなら農学部を検討してみて欲しいです。「そんなこともやってんの!?」が沢山あると思います。

松山もきっと好きになる魅力的な街です。

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