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平成27年度「愛媛大学COC公開講座in愛南町」を開催しました

平成28年1月17日(日)、愛南町御荘文化センターで、平成27年度「愛媛大学COC公開講座in愛南町」を開催し、病院の職員をはじめ、愛南町の職員、南宇和高等学校の教員や生徒、市民など約80人が参加しました。

 この公開講座は、地(知)の拠点整備事業(COC事業)として「地域の再生を担う実践的人材の育成」を目的に、学生から社会人まで地域の方すべてを対象にしたものです。
 午前の部では、学生、市民など14人が、宇和島市でトマトや葉物類を栽培している「植物工場研究センター」、愛南町で新養殖魚(スマ)や赤潮・魚病対策などの研究を行っている「南予水産研究センター(うみらいく愛南)」、さらに、愛南町で生活文化を残している外泊地区を見学しました。
 午後の部では、「地域を活かす 〜創造する未来をいきいきと〜 」をテーマに、講演が行われました。まず、本学社会連携推進機構の前田眞教授が「他地域の事例から学ぶ、活性化の方策」と題して講演を行い、伊予市双海町の事例を通して、住民主導による移住促進、空き家バンクの整備などの実施を挙げました。
 続いて、財団法人正光会御荘病院の長野敏宏院長が、「愛南町における40年に及ぶ障害者福祉活動から、『愛南町の』IターンUターンを考える」と題して講演を行いました。長野院長は、精神科医の視点から、また、町外出身者の立場から見た「愛南町」について話し、地域にマッチしたものを新たに創り出す事業についても、様々な立場の人たちが生きること、生きる場をなくさないように保証していくことをあきらめずにすすめていきたいと述べました。
 講演後は、質疑応答が行われ、参加者の関心の高さが伺えました。

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質疑応答で回答する前田教授