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教育学部で同窓生のフリーパーソナリティやのひろみさんによる「魅力的な話し方講座」を開催しました【11月26日(木)】

 平成27年11月26日(木)、教育学部大講義室で、フリーパーソナリティとしてラジオ・テレビにレギュラー出演の他、イベントの司会、コーディネイターなど多数の方面で活躍されているやのひろみさんをお招きし、「魅力的な話し方講座」を開催しました。
 この講座は、同窓生を中心に多方面から学生に対する支援をお願いする「教育学部サポーター制度」の取組みとして、平成21年度からスタートし、今回で15回目になります。やのさんは、今回が初めての登場で、「笑顔のコミュニケーション力を学ぼう!」をテーマに講演しました。

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講師のやのさん

 初めに、やのさんから自己紹介があり、その中で、体育教師を目指し教育学部に進学し、ハンドボール部に入部後両膝のじん帯を切る大怪我をしたこと、体育教師への道が断たれてしまい落ち込んだが、友人に放送研究会に誘われ入部したこと、これまで全く知らなかった放送に携わり大学での居場所と将来への新たな道を見つけることができたこと、放送研究会で活動していた縁で就職を決めることができたことなどを語りました。
 そして、レギュラー出演中のラジオやテレビの仕事、高校生と関わる書道パフォーマンス・俳句甲子園、愛媛県出身で様々な分野で活躍している有名人達との出会い、現在行っているボランティア活動などを写真と共に紹介しました。
 就職して19年目となる現在思うことは、多くの人との出会いと会話は財産、そして会話で大事なことは言葉のチョイス・観察力・想像力が必要になること、それを磨くには経験あるのみだと話し、学生時代の部活動やアルバイトの経験が、コミュニケーション能力を鍛える機会になったと述べました。
 また、学生たちに対し、ゆっくり考えられる時間がある大学生時代に自分の人生設計を立てて欲しいこと、人生には思い通りいかないことがたくさんあるが選択肢をたくさんもっていたら新しい道はきっと見つかること、人生に無駄なことは何一つないことなどを語りました。そして、「社会人・教師になった時には、その仕事以外に別の時間をもち、そのためにも今からいろんな経験をしていってほしい。出会う人や支えてくれる人との縁を大切にし、働くことで相手を笑顔にしてあげられるようになってほしい」と話しました。
 最後の質疑応答では、苦手な人に声をかける時やうまく付き合う方法、忙しい時の息抜きの方法などの質問に対し、自己の体験談などを交えながら丁寧なアドバイスがありました。
 今回は、1回生から大学院生までの学生約70人が参加し、やのさんのアグレッシブな生き方からコミュニケーションの大切さ、繋がっていく縁の大切さ、生きていく上での知恵など多くのことを学ぶ講座になりました。