平成18年6月28日(水)愛媛大学防災情報研究センターのジャワ島中部地震調査団先発隊が学長室を訪れ、小松学長に調査結果を報告しました。
愛媛大学防災情報研究センターのアジア・地域防災情報ネットワーク部門では、アジアの発展途上国の減災に向けた各種の取り組みを行っています。
平成18年5月27日(土)早朝(日本時間)、インドネシア中部で発生したM6.3 の地震により約6000人が犠牲になり、被災者は65万人にも上りました。防災情報研究センターでは、今回のインドネシア中部地震による被害形態は、家屋や社会基盤が脆弱なアジア発展途上国の典型的なものの一つであり、被害メカニズムの解明だけでなく被災から復興に至るまでのプロセスを調査・分析することにより、アジア地域での防災計画に資する有用な情報が得られるものと考えています、
そこで、先発隊として、森伸一郎 防災情報研究センター助教授と岡村未対 同センター助教授が、6月14日(水)から20日(火)まで現地に赴き、今回の地震による被害状況の把握と今後必要となる支援内容の提言およびアジア地域での防災計画に資する情報を収集するため調査を行い、小松学長に、現地で撮影した映像や写真を使って調査結果を報告しました。
後発隊の和田一範 防災情報研究センター教授、矢田部 同センター教授らは、6月30日(金)から7月6日(木)まで現地で傾斜崩壊等について調査を行う予定です。
広報室