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地域創成研究センターシンポジウムを開催しました

 平成19年3月2日(金)法文学部大講義室で、「地域社会における支援ネットワークの現状と課題」と題して、地域創成研究センター2006年度シンポジウムを開催しました。
 子ども、女性、高齢者、障害者などに対する福祉や支援等のあり方は、国や自治体が直接おこなう公的支援を中心としたものから地域社会に暮らす人々のボランティア意識や支え合いを基盤とする支援の推進へと移行しつつあります。
 そこで、現在さまざまな分野で活動している県内のネットワークや支援団体の活動について紹介し、意見交換をおこない、地域社会における「支えあい」や「助け合い」のあり方やそれぞれのネットワークや団体の抱えている問題点について考えてみよう、という趣旨でこのシンポジウムを開催しました。
 シンポジウムは、小松学長の挨拶に始まり、引き続き、早稲田大学社会科学総合学術院久塚純一教授の「地域社会における共助と連帯」と題した講演がおこなわれました。
 パネルディスカッションでは、「地域社会における支援ネットワークのあり方」をテーマとし、パネリストとして参加した各団体の活動状況を紹介し、それぞれの抱える問題について議論しました。その中で、先月結成された愛媛大学子ども守り隊「守るんジャー」の紹介もありました。
 質疑応答の時間では、予定時間を超過して議論がおこなわれ、参加者の関心の高さを窺うことができました。

地域創成研究センター