お知らせ

第11回重信川フォーラムを開催

  平成19年6月27日(水)愛媛大学工学部大会議室において、防災情報研究センターと重信川の自然をはぐくむ会の共催で、第11回重信川フォーラムを開催しました。

  都市河川である重信川は、治水工事や各種の開発などで、豊かな自然環境が少しづつ損なわれてきています。重信川では、自然再生事業として平成18年度に松原泉が復元され、今年度には広瀬霞の復元工事が着工されようとしています。この機会に重信川の自然再生について考えようと、このフォーラムを開催しました。

  このフォーラムには、重信川の自然をはぐくむ会の一員で、自然環境(河川環境)に関心があり、また子どもたちと接することが好きな大学生が集まって結成した「重信川エコリーダー」のメンバーも多数参加していました。

  はじめに、矢田部龍一防災情報研究センター教授が、「重信川の自然再生を通した環境教育」と題して講演を行いました。
  続いて、三宅洋大学院理工学研究科講師が、「瀬切れが重信川の生態系に及ぼす影響」と題して、重信川における多数の瀬切れポイントでの珪藻や、魚類(鯉)、虫などの生態調査結果について報告をしました。

  最後に柏谷増男防災情報研究センター長が、「野鳥の会に入って自然を楽しんでいますが、みなさんも鳥、魚、虫、花など何でもいい。興味を持って自然に親しみ楽しみましょう。そうすると意外なものが発見できます。みんなが集まってくれて楽しめる場所を作っていきましょう」と挨拶し、フォーラムを終了しました。

広報室