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法文学部総合政策学科の松原英世教授が日本法社会学会第16回学会奨励賞(著書部門)を受賞しました【5月9日(土)】
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賞状

 平成27年5月9日(土)、法文学部総合政策学科の松原英世教授が、2014年11月に発行した著書「刑事制度の周縁:刑事制度のあり方を探る」(成文堂)で、日本法社会学会第16回学会奨励賞(著書部門)を受賞しました。
 日本法社会学会は、法社会学研究者の研究上の連絡・協力を促進し、日本における法社会学の発展と研究者の親睦を図ることを目的としています。
 松原教授の著書は、刑事制度の周縁領域(犯罪観、刑法観、量刑思想、厳罰化、企業・経済犯罪、少年補導センター等)を素材として、刑事制度のあり方を探るものです。多様な領域を対象としながらも、現代社会において刑法・刑罰の果たしている、または果たすべき役割を一貫して追及している点と、周縁領域の考察を通して刑事制度の本質を明らかにしようとする意欲的な試みが、刑事法の法社会学的研究として高く評価され、今回の受賞に至りました。