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「地域の元気を創造する!中四国ミュージアムフォーラム」を開催

「地域の元気を創造する!中四国ミュージアムフォーラム」を、愛媛大学農学部農山漁村地域マネジメント特別コースと日本ミュージアム・マネジメント学会の共催で、8月29日(土)、総合情報メディアセンターメディアホールで開催しました。
 フォーラムは、島根・兵庫県からの参加者も含め約70人の参加を得て、総合司会 森賀 盾雄 農学部客員教授で進行、熱心な報告・議論がなされました。
 はじめに、「ふるさと遺産とミュージアム、そして地域学芸員」と題する基調講演を常磐大学 塚原正彦 准教授が行い、農山村の生活技術を「ふるさと遺産」として学び活かす実践報告と地域の人々を「地域学芸員」とし、その学習主体を「知のキュレーター」として育成するプログラムについて紹介されました。
 その後、新居浜市の産業遺産を活用した地域づくり、松山市久谷の再生遍路宿・坂本屋の取組、面河山岳博物館を拠点とした石鎚フィールドミュージアム構想、西条市フィールド大学構想、筑波大学の文化遺産の活用と、各地の第一線での取組が報告されました。
 続くパネルディスカッションでは、伊予市双海町の「夕日のまちづくり」の紹介を含め、地域の現場での課題が本音を交えて意見交換され、「ふるさと遺産」の活用による学習と人材養成への仕組みづくりへの方向性の確認を行い、終了しました。