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インドネシア南スラウェシ州知事ご一行が愛媛を訪れました【5月8日(水)】

 平成25年5月8日(水)、インドネシア南スラウェシ州のシャフルル・ヤシン・リンポ州知事ご一行総勢12人が、愛媛を訪れました。

 ご一行は、まず愛媛トヨタ自動車株式会社本社で開催された救急車、消防車、はしご車の贈呈式及び調印式に参加しました。愛媛トヨタ自動車株式会社の竹本辰美専務から、シャフルル州知事へ救急車5台、消防車11台、はしご車1台が贈呈されました。その後、竹本専務、シャフルル州知事、そして本学が事務局を務める愛媛・インドネシア友好協会の会長である柳澤康信学長の3者による協定書の調印式が行われました。
 そして午後からは、愛媛県の中村時広知事、松山市の遠藤美武副市長を表敬訪問しました。中村知事との会見の中で、シャフルル州知事から「南スラウェシ州と愛媛県との間で姉妹都市提携を結べたらと考えている」との申し出があり、中村知事は「民間交流がベースにあるので、検討したい」と前向きな姿勢を示しました。
 その後、松山全日空ホテルで、第2回南スラウェシと愛媛との交流推進会議を開催しました。今回の会議は、平成22年5月15日(土)に南スラウェシ州のアグス・アリフィン・スマン副知事ご一行が来県した際に行われて以来の開催となりました。
 会議では、南スラウェシと愛媛との交流の経緯について、本学側から説明があり、これらの交流実績が実となり、昨年大学の世界展開力事業「日本・インドネシアの農山漁村で展開する6大学協働サービスラーニング・プログラム」が採択されたとの報告と謝辞がありました。
 引き続き、日本さくら交流協会の脇坂隆之事務局長から、インドネシアでのさくらの植樹活動報告がありました。また、シャフルル州知事から「南スラウェシ州の経済成長率は8.36%で国全体の6%を大きく上回っている。南スラウェシ最大の輸出先国は日本で、農業、漁業、畜産業、エビ養殖などが盛んで、ニッケル、大理石、鉄鉱石など鉱物資源も豊富であり、投資の可能性を探ってほしい」との発言がありました。
 最後に、JICA四国水谷恭二支部長から、これまで南スラウェシで実施してきた政府開発援助(ODA)による資金協力や技術協力の報告、及び「草の根技術協力」制度の活用推奨の説明がありました。
 引き続き、愛媛・インドネシア友好協会、愛媛経済同友会主催の南スラウェシ州知事ご一行歓迎祝賀会を開催しました。祝賀会には、中村愛媛県知事、野志克仁松山市長らをはじめ、愛媛県下の各界を代表する方々約200人もの皆様にご出席いただきました。アトラクションでは、インドネシア留学生による舞踏「タイトル:アンギン・マミリ(日本語訳:そよ風)」の披露や、本学邦楽部学生らによるお琴、三味線、尺八の演奏「曲名:六段の調、四季の小学唱歌集」などで大いに盛り上がりました。

<国際連携推進機構>