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平成24年度農学部国際ワークショップを開催しました【12月6日(木)】

平成24年12月6日(木)、農学部大会議室で、平成24年度農学部国際ワークショップを開催しました。

 今年9月、文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に、本学農学部が主体となり実施する「日本・インドネシアの農山漁村で展開する6大学協働サービスラーニング・プログラム」が採択されました。
 これを受けて、農学部国際交流委員会は、本学SUIJI(Six University Initiative Japan Indonesia)推進室と共同で、「国際地域社会に貢献する実践プログラム〜世界展開力の強化を目指して〜」というテーマで、ワークショップを開催しました。

 はじめに、仁科弘重農学部長から挨拶があり、その後、農学部国際交流委員長およびSUIJI推進室長である大上博基教授から、ワークショップの趣旨説明がありました。
 そして、国際連携推進機構・SUIJI推進室の小林修准教授が、「世界展開力の強化を目指す実践プログラムの始動に当たって」という題目で、インドネシアの3大学と香川大学、高知大学と協働で実施するプログラムの概要を説明しました。
 また、国際連携推進機構のルース・バージン准教授が、「地域貢献プログラムの展開」という題目で、本学の学生をインドネシアに派遣し、展開してきたプログラムの報告を行いました。

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(左)大上農学部国際交流委員長、SUIJI推進室長、(中)小林准教授、(右)ルース准教授

 

 続いて、農学部と農学研究科の学生が、インドネシアの農山漁村に滞在して実施した「SUIJIによる持続的熱帯農業のJDPに向けたプログラム」について、報告しました。本学の木造調査船「チンタラウト号」で諸島を回った体験や、インドネシア語で現地の子どもたちに災害発生時の避難を指導した体験等が発表されました。このプログラムは、学生にとって、将来に影響を与えるような素晴らしい体験になったようです。
 また、インドネシアの大学生(ハサヌディン大学3人、ボゴール農業大学3人、ガジャマダ大学2人)が、愛媛県内の農山漁村に滞在し実施された「四国農林水産業体験プログラム」について、報告しました。竹林体験(松山市五明)や南予ソーシャルキャンプ(南宇和郡愛南町)、農業体験・みかん収穫就業体験(西宇和郡伊方町)のプログラムで、みかん農家や藻塩の生産場、過疎地の集落を訪れた体験が発表されました。
 インドネシアに帰国してからの活躍が期待されます。

<農学部>