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大学改革シンポジウム「東アジアにおける大学教育の新地平〜グローバル人材養成のための協働ネットワークの構築〜」を開催しました【12月13日(木)】

平成24年12月13日(木)、南加記念ホールで、大学改革シンポジウム「東アジアにおける大学教育の新地平〜グローバル人材養成のための協働ネットワークの構築〜」を開催し、日・韓・台3大学のトップ,地域行政のリーダー,高等教育の専門家が意見を交わしました。

 このシンポジウムは、一般社団法人国立大学協会が、国立大学に対する社会的関心を高め、応援者を得ることを目的に、公募により国立大学の事業を支援するもので、今回、本学の提案が採択され、3年ぶりに本学での開催となりました。

 block_48362_01_mシンポジウムでは、「グローバル人材養成のための協働ネットワークの構築」をメインテーマに、アジア3カ国−日本・愛媛大学、韓国・蔚山大学校、台湾・国立高雄第一科技大学−の大学関係者が一堂に会しました。また、高等教育の専門家や地元行政の関係者にも参加をいただき、東アジアにおける大学改革の現状、互いの強みを生かした大学間連携によるグローバル人材養成策、さらには、地域が求める人材像に焦点を当てて討論を行いました。
 はじめに、本学の柳澤康信学長が、開催の趣旨、蔚山大学校及び国立高雄第一科技大学との交流実績、また、愛媛県との連携などに触れ、開会の挨拶を行いました。

 第1部の前半では、国立高雄第一科技大学の陳振遠学長から台湾の大学評価制度について、また、上智大学総合人間科学部の杉村美紀准教授からアジアにおける大学改革について、基調講演が行われました。
 後半では、蔚山大学校の金子元国際交流院長、国立高雄第一科技大学の許宏徳総務長、本学理事・副学長である教育・学生支援機構の松本長彦機構長が登壇し、佐藤浩章教育企画室副室長のコーディネートにより、各大学における人材養成の取組みについて、発表が行われました。

 

 午後の第2部では、上記のメンバーに加えて、蔚山大学校の李哲総長、国立高雄第一科技大学の陳学長、愛媛県の長谷川淳二副知事及び柳澤学長が登壇し、「グローバル人材をどのように養成するか」をテーマに討論を行いました。
 最後に、シンポジウムの成果として、3大学と愛媛県の4者による「グローバル人材養成のための協働ネットワーク構築に向けた宣言」への署名が行われ、会場内は満場の拍手に包まれました。
 今回のシンポジウム開催を契機として、大学間や大学と地域とのつながりを更に強め、グローバル社会で活躍する人材の養成に取り組んでまいります。

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<国際連携支援部>