お知らせ

英国大使館公使講演会の開催

 平成23年10月21日(金)、英国大使館公使デーヴィッド・フィトン氏が、愛媛大学法学会並びに愛媛日英協会の招きで来松し、愛媛大学南加記念ホールで講演を行いました。あいにくの豪雨の中でしたが、講演会に参加した約150人は、熱心にフィトン公使の話に耳を傾け、講演終了後の質疑応答は1時間に及びました。公使もさまざまな会場で講演をしていますが、「愛媛大学での質問は活発で驚きました。」との感想を残されました。
 講演会は、赤間道夫法文学部長の歓迎の挨拶で始まり、講演の内容は、イギリスの政治・経済から文化・社会事情まで多岐にわたりました。公使は流ちょうな日本語で聴衆に語りかけました。公使の日本語があまりに堪能なので、「どのようにして日本語を上達させたのですか。」という質問が出ました。公使は、日本語の学習のみに2年間専念したことに加えて、秘密事項として、「伴侶になった奥様が日本人で、毎日日本語の実践をすることができたから。」と打ち明け、会場から共感の笑いを誘っていました。
 講演会終了後、会場北側のレストラン“セトリアン”でレセプションが催され、これにはフィトン公使ほか、イギリス人留学生や、JETプログラムで来日した英語教師数名を含む37人が参加しました。おいしいイタリア料理に舌鼓を打ちながら、参加者の話が弾みました。なお、公使は21日夕刻来松し、22日早朝帰京しました。

<法文学部>