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医学部附属病院乳腺センターの山下美智子さんが「第35回日本骨代謝学会学術集会」で優秀演題賞を受賞しました【7月28日(金)】

 平成29727日(木)~29日(土)にホテル日航福岡(福岡市)で開催された第35回日本骨代謝学会学術集会で、プロテオサイエンスセンター・病態生理解析部門に所属していた山下美智子さん(現、医学部附属病院乳腺センター助教)が、優秀演題賞を受賞しました。
 この優秀演題賞は、全ての一般演題の中からpeer review形式の審査員の採点によって最上位の5演題にのみ授与される賞で、今回は211件の演題の中から選ばれました。研究内容は、プロテオサイエンスセンター・病態生理解析部門において実施した「エピゲノム制御因子Uhrf1によるDNAメチル化制御を会した軟骨分化・骨格形成」です。ポストゲノム時代において、ゲノム配列はそのままに遺伝子発現を調節する機構の一つであるエピゲノムは、あらゆる生命現象における非常に重要な分子メカニズムです。山下さんは、エピゲノム制御因子であるUhrf1が、骨格形成において軟骨分化機構に重要な役割を果たすことを、ノックアウトマウス及び遺伝子発現・DNAメチル化修飾のゲノムワイド解析を合わせた統合的解析によって解明し、その成果が評価され今回の受賞に至りました。 

 

<プロテオサイエンスセンター>