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医学系研究科博士課程 Sirasate Bauntuchaiさんが、「第73回日本寄生虫学会 西日本支部大会」において優秀研究賞を受賞しました!【10月14日(土)】

平成29年10月14日(土)~15日(日)に大阪市立大学(大阪市)で開催された第73回日本寄生虫学会 西日本支部大会で、プロテオサイエンスセンター・寄生病原体学部門に所属しているSirasate Bauntuchaiさんが、優秀研究賞を受賞しました。

  この優秀研究賞は、ノミネートされた演題の中から審査委員の投票によって最上位の1演題にのみ授与される賞で、今回は8演題の中から選ばれました。研究内容は、プロテオサイエンスセンター・寄生病原体学部門において実施している「Investigation of a novel rhoptry protein essential for Plasmodium sporozoite attachment and gliding motility」です。マラリア原虫は蚊によってヒトからヒトへと媒介されます。スポロゾイトと呼ばれる感染型原虫が、最初に蚊の唾液腺に、次いで、ほ乳類の肝細胞に侵入することが、マラリア伝播の鍵を握ります。Sirasateさんは、RON11というタンパク質が、この二つの侵入ステップの両方に必須な役割を担うことを、時期特異的遺伝子発現抑制マラリア原虫の作出により明らかにしました。その研究成果ならびに口頭発表の完成度が評価され今回の受賞に至りました。 

受賞したSirasate Bauntuchaiさん(右)、
指導したプロテオサイエンスセンター・寄生病原体学部門 石野 智子 准教授(左)

受賞したSirasate Bauntuchaiさん(左)、
大会長の大阪市立大学医学系研究科 金子 明 教授(右)

 

 

 

 

 

 

 

<プロテオサイエンスセンター>