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令和元年度「緩和ケア研修会」を開催しました【7月6日(土)】

 令和元年7月6日(土)に、医学部附属病院主催の「緩和ケア研修会」を開催しました。
平成19年4月に施行されたがん対策基本法に基づき策定するがん対策推進基本計画において、すべてのがん診療に携わる医師が研修等により、緩和ケアについての基本的な知識を習得することが目標として掲げられました。さらに、がん診療連携拠点病院の指定要件として、プログラムに準拠した「緩和ケア研修会」を定期的に実施することが明示されています。当院でも平成21年度から、この研修会を毎年開催しており、今回で11回目の開催になりました。
 集合研修当日は、医師や看護師、薬剤師、栄養士等の多職種のスタッフ総勢48人が参加し、緩和ケアに関する基本的な知識や技術を学びました。
 研修会では、がん告知のロールプレイ、さらには地域で連携した緩和ケアの実施について考えるグループワークなど、様々なプログラムを実施しました。また、NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会の松本陽子理事長を講師にお招きし、がん患者およびがん患者の家族の立場からお話をいただきました。
 修了者からは「多職種での連携が重要であることを実感した」「実際に患者さんとその家族の話を聞けて感動した」「学んだことを今後に生かしていきたい」といった感想がありました。
 当院では、これからも引き続き「緩和ケア研修会」を実施し、愛媛県におけるがん診療体制の向上に努めてまいります。

<医学部>