国際連携推進機構では、令和4年12月6日(火)~8日(木)の3日間、海外の4つの大学とオンラインの交流プログラムを開催しました。参加したのは、ゴロンタロ州立大学(インドネシア)、英語外国語大学(ハイデラバード、インド)、サクラメント州立大学(アメリカ)、ワシントン大学バゼル校(アメリカ)の学生と、本学の日本人学生及び留学生です。本プログラムは、学内での国際交流の機会を増やすとともに、このイベントを通して相手校の学生に本学をよりよく理解してもらうことを目的としています。
1日目は、社会共創学部の深堀秀史准教授が紙と加工についての講義を行いました。続いて、サクラメント州立大学と本学の学生によるプレゼンテーションが行われ、最後に参加者は、ブレイクアウトルームに分かれてディスカッションをしました。
2日目は、法文学部の今泉志奈子教授がオノマトペについてのワークショップを行いました。オノマトペとは、「サラサラ」「もちもち」などの擬音語と擬態語の総称のことです。国際連携推進機構国際教育支援センターのヒディング・アドリアナ助教は、日本語のオノマトペを漫画や絵本で学習する方法を紹介し、例として谷川俊太郎の『もこもこもこ』を挙げました。さらに、英語外国語大学の学生がベンガル語の児童文学とオノマトペについて、プレゼンテーションを行いました。
最終日は、本学の留学生が日本社会への疑問についてのプレゼンテーションを行いました。5つの異なる教育機関の学生たちが参加したことで、さまざまな背景や考え方があり、プレゼンテーションで提起された問題に対して、真のグローバルな視点を持つことができたオンライン交流となりました。
<国際連携推進機構>