令和5年9月6日（水）、7日（木）の2日間、国立大洲青少年交流の家において、令和5年度連合農学研究科共通セミナーが開催されました。
共通セミナーは、合宿形式で行う必修科目の集中授業であり、期間中の言語はすべて英語を用いることとなっています。学術論文の発表や研究を遂行するための基礎知識を、講義やグループワーク演習などで学ぶと共に、日本人学生（社会人含む）と留学生の共修や、異なるキャンパスに配属されている学生・教員との交流の場としての役割も担っています。
セミナー初日は、オリエンテーションと大学院連合農学研究科のデニス・マーフィ教授による学術論文を出版するためのワークショップを行いました。また、自己紹介や、グループミーティングなど学生同士の交流を深める一日となりました。
2日目は、4グループに分かれ、事前に設定されていたSDGsに関する課題に沿って、これまで1ヶ月半の期間をかけて討議してきた結果を発表するグループワークプレゼンテーションが行われました。それぞれのグループは、日本人学生と留学生とが共働して、まとめあげた結果を熱心に発表しました。
修了式では、グループ指導の教員からの講評のあと、菅原卓也研究科長から閉会挨拶と修了証の授与があり、１泊２日の共通セミナーは幕を下ろしました。
参加した学生からは、「異なる国の学生たちと交流できて良い機会でした」「先生方やスタッフの皆さんが細やかな準備をしてくれていたおかげで有意義なセミナーになりました」等、前向きな感想がありました。
連合農学研究科では、今後もこのような日本人学生と留学生との共修を行う機会を提供し、研究活動を支援してまいります。
＜大学院連合農学研究科＞