私は高校生になっても将来の夢が確立していませんでした。ただ、「どんな形でもいいから、人を救うお仕事をしてみたい！」という意志はありました。私の母は、喘息で夜な夜なひどく咳をしていました。母は顔色を悪くしながらも、私を毎日習い事に連れて行ってくれました。そんな姿を見て非常に悲しくなったことを覚えています。「母の元気な姿を見たい！」そんなことを思ったのがきっかけで、私は医学部を目指すようになりました。そこからは毎日必死に勉強をしました。愛媛大学でなら母の近くにいられる、愛媛大学ならではのプログラムもある、ということで愛媛大学を選びました。

　愛媛大学医学部医学科ならではのプログラムとは、1回生時に研究室に所属し、教授とともに本格的な研究を行うことができる「医科学研究」や「早期医療体験実習」です。これらの経験は、医療従事者になった後も活かされることでしょう！後輩の皆さんもぜひ愛媛大学の医学部に来て、たくさんの良い経験をしてくださいね！

　また、学外での活動も非常に面白いものがあって魅力的です。私は、オレンジクロスというサークルに所属しており、救命救急を軸にAEDや縫合体験を行なっています。医学部にしかないサークルは他にも多く存在するので、ぜひ探して、部活動を楽しんでくださいね。

　良い大学生活を送るには、高校生のうちに多くのことを経験し、学んでおくことが重要です！今のうちに、勉強に努めて素晴らしいキャンパスライフを送ってください。