私は、小さいころから「小学校で外国語を教えたい」という夢を持っていました。高校生の時に、「小学校でも外国語科の授業が始まる」というニュースを聞いて、「小学校教員でも外国語を教えることができる、私の夢がかなうかもしれない」と考えるようになりました。地元愛媛で小学校の教員になるには、愛媛大学で学ぶのが1番良いと思い愛媛大学を選びました。

　大学では、小学校教員の免許と中学校・高等学校の英語の教員免許を取得するために勉強しています。今回は、愛媛大学教育学部に通っていて、とても魅力的だなと思ったことを2つ紹介します。

　1つ目は、様々な授業を受けられるところです。高校生でオープンキャンパスに来た時に、大学の先生から、「愛媛県は小規模校が多いので、1人でたくさんの内容を教えることが多くなる」という話を聞きました。いろいろな教科の指導法について幅広く学ぶことができ、希望すれば複数の免許が取れることはとても魅力的でした。また、プログラミング教育、ICTの活用方法などについては即実践で使える内容だったので、自信につながりました。

　2つ目は、1回生から4回生までの間に、様々な実習に参加できるところです。私自身も、地域連携実習や、母校でのふるさと実習、附属小・中学校での教育実習、公立小学校での応用実習に参加しました。実習では、大学で理論として学んだことを実際の学校現場で実践できるので、とても勉強になりました。令和3年10月からは、公立中学校での学習アシスタントの活動をさせていただく予定です。このような実践経験は今後の自分に役立つと考えています。

　今年度、私は、愛媛県公立学校教員採用試験を受験し、合格することができました。卒業後は、夢だった小学校教員として、子どもたちと過ごすことになります。愛媛大学で学んだことを生かして、小学校教員としてできることをひとつひとつ増やしていきたいです。

　夢をかなえるためには、自分の将来を見据え、そのために何が必要かを考えて、それを積み重ねていくことが大切だと感じています。私は、愛媛大学に来て、ひとつ夢をかなえることができました。今後は、新たな夢を見つけ、それに向かって努力していきたいです。