僕の夢は愛媛で一番の医師になることです。僕は愛媛という場所で、たくさんの人に支えられながらここまで育ってきました。その恩を返せるような職に就きたいと思い、医師を志しました。そして愛媛のことを知るには愛媛で学ぶほかないと思い、愛媛大学を選びました。

愛媛大学では魅力的なカリキュラムが組まれています。1年生から研究が可能で、僕は地域医療学講座に所属し、健康寿命のファクターを調べる研究を行いました。シミュレーターを用いて早期から医学的手技を学ぶ講義もあります。2年生からは解剖実習も始まり、より専門的な講義が始まります。

こういった講義を軸に、様々な課外活動にも意欲的に取り組みました。例えば、地域の小学校へのエコー検診に同行させていただいたり、大学病院で手術の見学をさせていただいたりしました。さらに今年度は、モンゴルで現地の検診や手術を見学し、海外の医療に触れる機会もいただきました。また、地域の高校で出張講義を行い、大学での学びを還元する活動なども1年生の頃から続けています。

これら以外にも様々な活動を通じて、愛媛の医療を深く学びつつ、国内外の医療に触れる活動を行っています。大学の方々のご好意やご支援により、こういった経験を得られているので、とても感謝しています。ここが、僕が愛媛大学を選んで一番良かったと思うポイントです。

「愛媛一」という漠然とした夢にはゴールがありません。しかし、将来自分が白衣を手放すとき、人生の軌跡が納得のいくものであってほしいと思っています。そのために、今後も色々なことに挑戦して、夢をがむしゃらに追いかけます。 愛媛大学では、ここでしか得られない学びが沢山あります。皆さんも愛媛大学で学び、夢を追いかけませんか。皆さんの進路選択の一助になれば幸いです。