愛媛大学では、１月８日（木）に愛媛大学インフォメーションセンターをオープンしたことを記念して、同１４日（水）に南海放送（ＲＮＢ）の戒田節子アナウンサーを講師に迎え、「One love 〜ひとつの愛から〜」と題した講演会を開催しました。
講演会に先立ち、小林副学長から「本学のインフォメーションセンターが、大学情報を地域に向けて発信する場になることと、市民の憩いの場になることを願っています。」と挨拶がありました。
アナウンサーとしてニュース番組等を担当する傍ら、戒田さん自身が「みかん一座」というミュージカル劇団の旗揚げをするに至った経験談にはじまって、「歌」あり「踊り」ありの講演は、またたく間に時間が過ぎ去っていきました。また、「私たちは大人になってからでも自分の気持ちを言葉で伝えることに難しさを感じます。それを克服するためには、子どもの頃からの教育にそういったことを取り入れていくことが大切なことではないでしょうか。子どもに関わる大人が、まず大きな声で『おはよう。』と挨拶し、『さぁ、行くよ。』と大きな声で接していくと、世の中が少しずつ変化していくと思います。子どもたちが「いつまでも話を聞いていたい。」そう思える教師が、今、求められているのではないでしょうか。」と、教育環境の中で、気持ちが伝わるようなコミュニケーションを取ることの大切さについて熱心に話がありました。
南海放送（ＲＮＢ）戒田節子アナウンサー
「さぁ、ここにいる皆さんもご一緒に！」全員揃ってパフォーマンス！
戒田さんの「さぁ、ここにいる皆さんもご一緒に！」というかけ声で、会場内の参加者全員が踊りに参加するなど、一般市民・学生・教職員がそれぞれの立場を超えて和気あいあいと交流するよい機会となりました。講演終了後、参加者からは「とても楽しかったです。」、「気持ちを伝えることの大切さがよくわかりました。ありがとうございました。」等、感謝の言葉が述べられました。
総務部企画室