お知らせ

留学生ホームステイを西条市で実施しました

 平成27年6月19日(金)〜21日(日)、本学留学生3人(中国2人、フィリピン1人)が、西条市でホームステイを体験しました。
 このホームステイは、地域における相互交流の推進と、愛媛をより深く留学生に知ってもらうことを目的に、国際教育支援センターが毎年実施しているものです。また、留学生と地域の方や地域社会との交流をより強化するため、ホームステイ中には、地元の小学校訪問も行っています。
 まず、留学生たちは、西条市立西条小学校を訪問し、日本語で中国とフィリピンについて紹介しました。小学生からのいろいろな質問に答えたり、小学生と一緒に中国式やフィリピン式の「じゃんけん」を楽しみました。そして、給食や掃除に参加し、自分たちの母国とは異なる小学校の様子に驚いていました。また、家庭科や体育の授業にも参加し、小学生との交流を深めました。
 それから、西条市にある四国鉄道文化館を訪問し、展示されている初代新幹線やディーゼル機関車について説明を受け、列車の前で写真を撮ったり、ジオラマによる四国の鉄道風景等を見学しました。  その後、ホストファミリーと対面し、緊張した面持ちで日本語で挨拶をしていましたが、松山に帰るころにはコミュニケーションが深まり、「日本の家族」との別れを惜しんでいました。ホームステイ終了後の日本語の授業では、初めて日本語でお礼状を書き、早速ホストファミリーへ送りました。

 この行事は、毎回県下の異なる地域で行っており、今回で22回目となります。いずれも地域の皆様のご協力のもと、それぞれの地域の特徴を生かした内容で行ってきました。現在では、この行事を通してできた関係が広がり、本学国際教育支援センターと各地とのネットワークが形成されつつあります。センターでは、今後もこの行事を継続的に行い、この交流の輪をさらに広げていきたいと考えています。
 今回のホームステイは、西条市役所・西条市国際交流協会の皆様に多大なご協力をいただきました。心よりお礼を申し上げます。