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SUIJIジョイントディグリー・プログラム修了式、成果発表会を行いました【2月10日(月)】

平成26年2月10日(月)、SUIJIジョイントディグリー・プログラム修了式とSUIJI-JDP-Msの受入・派遣学生による成果発表会をインドネシアの3大学とテレビ会議システムを接続して開催しました。

 本学では、日本とインドネシアの6大学(本学、香川大学、高知大学、ガジャマダ大学、ボゴール農業大学、ハサヌディン大学)で構成するSUIJIコンソーシアム(Six-University Initiative Japan Indonesia)の下、さまざまな共同研究・共同教育を展開しています。本学の大学院農学研究科修士課程における共同学位プログラム(SUIJI Joint Degree Master Program、略称SUIJI-JDP-Ms)はその一つです。
 平成25年3月にSUIJI-JDP-Ms第一期生として、インドネシア3大学から計5人の学生を受け入れ、平成25年8月から12月の間に日本3大学から8人をインドネシア3大学に順次派遣しました。本学で受け入れた5人のうち、アマリヤ・ヌルル・カイリさん、アウリヤ・キスティナ・ヘルヤンダリさんの2人が、予定していたプログラムを修了し、2月末にインドネシアに帰国します。
 修了式で修了証書を授与されたアマリヤさんは、「来日した日は、日本語、日本について全く分からず、空港などで大変な思いをしたが、松山でたくさんの良い人と出会うことができた。指導してくださった先生方、研究室のメンバー、SUIJI推進室のスタッフに感謝の気持ちを伝えたい」と述べました。
 修了式の後、成果発表会が行われ、アマリヤさんは「貯蔵温度が水ストレス下で栽培したトマト果実の品質に及ぼす影響」の研究成果を発表し、アウリヤさんは「マクロファージの活性に及ぼすテンペ抽出物の効果に関する研究」の成果を発表しました。
 昨年、インドネシアに留学した坂本創太郎さん(生物資源学生物環境保全学コース)は、ボゴール農業大学で研究した「移植したサンゴの成長と生物相の変遷に関する研究」の成果を発表しました。発表の後、受入指導教員のProf. Ario Damarが感想を述べ、質疑応答を行いました。また、ハサヌディン大学に留学した吉見瑠姫さん(生物資源学森林資源学コース)は、「木造住居と森林の関わり」の研究成果発表を行い、受入指導教員Prof. Dr. Musrizal Muinと質疑応答を行いました。
 修了式と成果発表会には、アマリヤさんの受入指導教員の高山弘太郎准教授(緑化環境工学)、アウリヤさんの受入指導教員の菅原卓也教授(動物細胞工学)のほか、坂本さんの指導教員である三浦智恵美講師(水族繁殖生理学)、吉見さんの指導教員である二宮生夫教授(植物生産学)、SUIJI推進室関係教職員、農学部・農学研究科の学生、インドネシアからの留学生ら計43人が出席しました。<国際連携推進機構>

出席者の集合写真(前列左から2人目が坂本さん、前列右から2人目が吉見さん)

出席者の集合写真(前列左から2人目が坂本さん、前列右から2人目が吉見さん)