平成１９年１２月２日（日）、県下有数の農水産地である宇和島市のことを市民にもっと知っていただくことを目的に宇和島市と本学が主催し、「愛媛大学サテライト・うわじま親子食育講座」を宇和島市三間保健福祉センターで開催しました。
約５０組の親子ペアが参加し、幼児プログラム、小学生プログラムの二つに分かれて、本学「ぎょしょく教育」研究推進プロジェクトチームの教員と農学部・法文学部の学生が、それぞれの年齢に応じたプログラムを実施しました。幼児プログラムでは、「宇和島じゃこてんの歌」でダンスをしたり、生の魚や野菜に触れたりしながら楽しく学べる教室を実施しました。小学生プログラムでは、宇和島で水揚げされる魚の種類や漁獲量、農水産物の旬や安心安全な食べ物についての講義を実施した後、県漁連の「おさかなママさん」の指導の下、実際にアジをさばいたりしました。また、両方のプログラムで、みかんの搾りたてジュースの試飲、宇和島の郷土料理である鯛めしやつみれ汁の試食をしました。
アジやタイなど用意された魚を丸ごとの姿で見るのが初めての児童もおり、驚いた表情を見せたり、恐る恐る触ってみたりしながらも、「実際に食べてみておいしかった。家でも食べたい」という声や「宇和島のみかんや魚を誇りに思った」という感想を聞くことができました。
今回のサテライト講座を通じ、市民の方には、地域の産物に関心を持っていただいたとともに愛媛大学を身近に感じていただけたのではないかと思っております。愛媛大学では、県内各地で様々な事業に参加・協力し、地域に根ざした大学を目指します。
-
- 「タコ」ぬるぬるー
-
- 上手にできるかな？
研究協力部社会連携課