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地球深部ダイナミクス研究センター(GRC)を中心にシカゴで国際ワークショップを開催

シカゴの先進放射光研究施設(APS)において, 2007年12月6日(日), 7日(月)の2日間にわたり地球深部ダイナミクス研究センター(GRC)の入舩徹男センター長が召集した「放射光高圧地球科学・物質科学に関する国際ワークショップ」が, 日米を中心とした研究者約70人の参加のもとおこなわれました。

このワークショップは, 世界最大級の第3世代の放射光実験施設であるSPring-8とAPSにおける研究開始10年を記念し, 特に高圧地球科学および高圧物質科学分野の研究者を中心に組織されたものです。会議では30件の口頭発表と23件のポスター発表がなされ, GRCからはヒメダイヤの合成と応用や, 焼結ダイヤモンドを用いた超高圧発生, 高圧下弾性波速度測定等に関する最新の成果が発表され, 大きな注目を集めました。なお, 本ワークショップは最終年度を迎えている, 同センター長を代表とする大型科学研究費「学術創成研究」の成果発表も兼ねており, 研究発表内容は高圧科学分野の国際誌「High Pressure Research」の特集号として出版が予定されています。

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