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大学院理工学研究科博士前期課程の湯口貴聡さんが分子寄生虫・マラリア研究フォーラムでベストプレゼンテーション賞を受賞しました

 平成29年8月27日(日)~30日(水)、帯広畜産大学原虫病研究センター(帯広市)で開催された「第25回分子寄生虫学ワークショップ・第15回分子寄生虫・マラリア研究フォーラム合同大会」で、大学院理工学研究科博士前期課程の湯口貴聡さんが、ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
 この賞は、全ての一般演題の中から、参加者全員の投票によって最上位2演題にのみ授与され、今回は39件の演題の中から選ばれました。
 研究内容は、プロテオサイエンスセンター・マラリア研究部門で実施している「PyEBL赤血球レセプタータンパク質の同定」です。マラリア原虫の赤血球への侵入は感染に重要なステップです。この分子メカニズムの解明には、赤血球レセプターとマラリア原虫リガンドタンパク質の相互作用解析が必要不可欠です。湯口さんは、マラリア原虫メロゾイトの赤血球への侵入に重要なリガンドPyEBLの赤血球側レセプターを、プロテオサイエンスセンター独自の無細胞赤血球タンパク質アレイ、タンパク質相互作用解析によって世界に先駆けて同定しました。その成果ならびに口頭発表の完成度が評価され、今回の受賞に至りました。 

<プロテオサイエンスセンター>