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理工学研究科修了生 山内一輝 さんが国際会議 BCD2018 にて Best Student Award を受賞しました【7月10日(火)~12日(木)】

Best Student Award

理工学研究科修了生(平成30年3月修了)山内一輝 さんが、平成30年7月10-12日に鳥取県米子市にて開催された国際会議BCD2018(The 3nd IEEE/ACIS International Conference on Big Data, Cloud Computing, Data Science & Engineering)にて、「Fault-Prone Source File Analysis Focusing on the Contribution
Entropy in Open Source Development」(訳:オープンソース開発における貢献エントロピーに着目したフォールト潜在ソースファイルの分析)という論文(総合情報メディアセンター阿萬裕久准教授、川原稔教授、岡山県立大学 天嵜総介助教、横川智教准教授 共著)で「Best Student Award」を受賞しました。

この賞は、同会議での研究発表の中で特に優れた(学生による)論文を表彰するものです。

山内さんらはオープンソース開発におけるソースコードの開発者に注目し、その貢献度のバランスをエントロピーのかたちで定量化することを提案しました。
今回の国際会議では、そのようにして定量化することで、フォールト(いわゆるバグ)潜在の可能性が高いソースファイルの検出に役立つという分析結果を報告しました。ソフトウェア開発において、ソースファイルは人間の知的作業によって作り出され、保守されていくものですが、その際に複数の人達がどのようなかたちで協調していくのが良いのか(逆に誤りを犯しやすいのか)を知っておくことは、効率的な品質マネジメントを行う上で重要となってきます。
山内さんらの研究成果は、ソースコードの品質管理促進に貢献する一つの有益な分析報告になっている点が高く評価されました。

<総合情報メディアセンター>