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南米ボリビアでのJICAボランティア活動を終えた卒業生が本学を表敬訪問しました【12月21日(月)】

平成27年12月21日(月)、JICA青年海外協力隊(平成25年2次隊)としての活動を終えて帰国した宮崎由香里さんが本学を訪問し、国際連携推進機構で活動報告を行いました。

 平成20年3月に、教育学部障害児教育教員養成課程聴覚言語障害コースを卒業した宮崎さんは、平成25年9月から2年間、JICAボランティアとして南米のボリビアに赴任していました。南米主要都市ラパスに滞在し、現地の公立小学校で、学習障害、ADHD、知的障害などの障害を持つ子どもたちが、適切な支援や指導を受けながら健常児と同様に豊かな学校生活を送れるよう、同僚教員らに対し、普通学級への受け入れ方や指導の仕方について、助言やサポートを行いました。

表敬訪問では、ボリビアの風土や文化、現地の小学校のユニークな特徴などについて和やかな雰囲気で懇談し、同席した本学教員からは、「この貴重な体験談を後輩の学生たちに語る機会を設け、良い刺激を与えてほしい」との言葉がありました。
 2年間の任期を終えた宮崎さんは、「現地の先生方の協力を得るのには本当に苦労したが、いろいろな価値観を持つ人々と触れ合い、視野を大きく広げることができた。貴重な経験を糧に自分自身を見つめ直し、今後の教育指導に活かしていきたい」と抱負を述べました。