平成21年12月8日（火）、附属病院レストラン「愛彩館」において、ポップスシンガー荒川和子さんをお招きし、がん患者・家族サロン「あいほっと」（事務局：附属病院内）主催の「『あいほっと』」ウインターコンサートを開催しました。
コンサートは18時30分から、田渕典子副病院長（看護部長）の挨拶のあと、ゲストの荒川さんの「アメイジンググレース」で始まりました。荒川さんは横浜市在住で、歌手としての活動の他、ラジオのパーソナリティも務めるなど様々な分野で活躍されています。気さくな人柄で、本院の医師が投稿した記事を読み、感動した話をされるなど、優しい歌声と楽しいトークで、コンサートが終了する20時まで来場した約300人の入院患者さんや教職員を楽しませていただきました。また、コンサート終了後も患者さんたちと親しく会話され、一緒にカメラに収まるなど、交流を深められていました。
コンサートの合間には、自身もがん患者であるＮＰＯ法人「おれんじの会」の小野光則さんに、がんの闘病についての語り合いと学び合いの大切さについてお話しいただきました。
このコンサートの開催にあたっては、財団法人「愛信会」にご協賛いただき、会場提供の他、飲食物を用意していただきました。また、本院のボランティア団体「いきいき会」の方々と看護学科の学生たちが患者さんたちをサポートするなど、たくさんの方々のご協力に支えられた催しとなりました。
患者さんやご家族の方々にとって、病気のことを忘れ、そして元気づけられるひとときだったことでしょう。
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- 荒川さんの歌声に多くの観客が癒されました
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- 「おれんじの会」小野さんのお話
＜医学部＞