プレスリリース

国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)マウントケニア大学の大学院生らが共同研究プログラムを実施

愛媛大学プロテオサイエンスセンターでは、1月22日(月)~2月9日(金)の間、ケニアのマウントケニア大学から、教員1人、研究者2人、大学院生3人の計6人を招へいし、共同研究プログラムを実施します。

マウントケニア大学は、マラリアの早期診断と治療に関する研究をすすめ、マラリア撲滅への統合的戦略の確立と普及を目的にマラリア撲滅センターを設立しています。本プログラムでは、無症状のマラリア患者を検出することのできる「ゲノム網羅的マラリア原虫タンパク質ライブラリーを用いた新規マラリア血清診断法の確立」を目的として、大規模な抗体スクリーニングを行います。具体的には、コムギ無細胞系によるタンパク質発現、アルファスクリーンによるハイスループットな抗体反応測定系、統計パッケージを用いたビックデータ解析など、キャパシティ・ビルディングに資する共同研究活動を行います。

世界で愛媛大学にしか無い最先端技術を体験することによって、若者の日本への留学・交流へのモチベーションを強く推進し、日本とケニアにおいて、科学技術イノベーションに貢献できる人材の養成及び確保、そして、国際的頭脳循環を促進します。最終的には、本研究活動の成果を論文として発表する計画です。

本プログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)主催の「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」に採択されたものです。

日程

令和6年1月22日(月)~令和6年2月9日(金)

場所

愛媛大学 城北キャンパス プロテオサイエンスセンター

実施内容

講義や実験、ディスカッション

※ 実施期間中の参加者の活動の様子をぜひ取材くださいますようお願いいたします。また、プロテオサイエンスセンターの高島英造准教授へのインタビュー取材も調整可能です。

お問い合わせは、お気軽に下記までお寄せください。

愛媛大学 プロテオサイエンスセンター マラリア研究部門
准教授 高島 英造