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現在急速に拡大しているグローバル化の流れとともに,地球規模の環境問題や国際平和問題などがこれまで人類が体験したことのない規模と速度で発生し,拡大しています。このような時代において,今後も持続的に発展する社会を構築するためには,開発途上国と先進国とが連携し,協働を通じて問題の解決に取り組む事が必要です。高等教育機関においては,多様化,複雑化するグローバルな問題に対処することのできる国際的な人材の育成が求められています。アジア・アフリカ交流センターは,愛媛大学の国際化戦略に基づきアジア・アフリカ地域との教育研究の連携促進を通じて,国際人材の育成を通じた愛媛大学の国際力の向上と,国際連携・貢献事業を推進します。
アジア・アフリカ交流センターの活動の一つの柱としてESDの国際展開とESDを通じた国際連携を促進します。今後,世代内(地域間),世代間,種間の公正を保ちながら自然環境,社会文化,経済が持続的に発展する社会を構築するためには,アジア・アフリカ地域を発祥とする自然共生型の倫理観を基調としたESDの展開が重要です。アジア・アフリカ交流センターは,アジア・アフリカ地域の高等教育と連携しながら,ESDカリキュラムの開発,ESDの促進に貢献する教育研究スタッフの能力開発を推進します。
愛媛大学は,インドネシア,ネパール,モザンビークを国際連携の拠点国として位置づけ,国際連携活動を集中的に展開する方針を打ち出しています。アジア・アフリカ交流センターでは,拠点国における高等教育機関との教育研究の連携を推進し,各地域の高等教育機関と公的セクター,民間セクターとの連携をも促進しながら,持続可能な社会の実現に必要な地域力の向上をめざします。具体的には,インドネシア東部での環境防災研究と熱帯生態研究,ネパールでの防災教育研究,モザンビークでの高等教育・研究機関における農学・地域医療・防災教育研究を推進します。拠点国との連携を通じて得られた成果は,広く拠点国以外のアジア・アフリカ諸国にも拡大していきます。
※ESDはEducation of Sustainable Development(持続可能な開発のための教育)の略です。
本センターでは現在,インドネシア,ネパール,モザンビークの拠点国における高等教育機関との協働を通じて,様々な事業を企画し展開しています。平成21年10月にはインドネシアで,アジアから発信する持続的発展可能な社会モデルを提示することを目標とした国際シンポジウムを開催します。また,平成21年度は文部科学省国際協力イニシアティブ事業の採択を受け,モザンビークと日本の高等教育機関とNPOそして高等学校の生徒との 協働を通じて,開発途上国と先進国と相互の現状理解を深めながら今後目指すべき持続可能な社会のイメージづくりに役立つESDカードゲームの教材を開発中です。現在,当センターの取り組みに参加するスタッフ,学生を募集しています!