愛媛大学について

ダイバーシティ推進

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愛媛大学ダイバーシティ推進ステートメント

 世界は、今、大きな変革の時を迎えています。感染症の蔓延、地震や洪水など頻発する大規模自然災害、日本においては少子高齢化による人口減少など、持続可能な発展のために解決すべき多くの困難な問題を抱えています。このような時代においてこそ、「誰一人、取り残さない」社会を実現するために、多様な人材、組織が連携して問題解決に当たる「ダイバーシティ」の視点が重要です。多様な人材によって構成されている組織は、刻々と変化する社会環境に対しても、柔軟、かつ、迅速に対応することができます。また、構成員が個々の能力をそれぞれの場面で発揮していけば、構成員自らも達成感が得られ、組織全体のパフォーマンスも飛躍的に向上します。愛媛大学は「輝く個性で地域を動かし世界とつながる大学」を創造することを理念としており、そのためには、世界標準のダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(受容し活かすこと)への理解と環境の整備を目指します。

 今回のコロナ禍により、私たちは、地域の住民であると同時に世界の一員であることを改めて自覚させられました。また、多様化する社会と急変する環境に対し、すべての人々の力を結集し、臨機応変に対応する必要性も認識させられました。今後、少子化、長寿命化、働き方の多様化などによって、私たちは、学びと仕事を往還する「新たな生き方」を探索する必要があります。それゆえ、「地域における知の拠点」である大学には、これまで以上にさまざまな機能を有することが求められてきます。このような機能の多様性への期待に応えるためにも、それぞれ個性的な知識、思考力、行動力をもつ構成員がお互いの違いを尊重し合い、協働することが必要です。

 愛媛大学は、すべての人々の人権保障と次世代のためのより良い新たな社会の創造のため、性別、年齢、国籍、障がいの有無、性的指向・性自認、人種、民族、文化、宗教などの違いにかかわらず、互いを尊重し協働しあえる場を提供し、地域に根ざしながら地球規模での多様な問題解決にあたる知の拠点を目指します。そのために、さまざまな取組みによってダイバーシティをより一層推進し、構成員一人一人が個性を輝かせ、能力を発揮できる大学となることを宣言します。

2021年(令和3年)7月19日
愛媛大学長 仁科 弘重

(英訳)

 Diversity Promotion Statement, Ehime University

 The world is going through a time of great change. We are faced with many difficult issues that need to be solved for sustainable development, such as the spread of infectious diseases, frequent large-scale natural disasters such as earthquakes and floods, and in Japan, a declining population due to a low birthrate and aging society. To realize a society where “no one is left behind,” the perspective of “diversity,” in which diverse human resources and organizations work together to solve problems, is crucial in these times. An organization made up of diverse human resources can respond flexibly and quickly to the ever-changing social environment. If the members of the organization can demonstrate their abilities in each situation, the members themselves will feel a sense of accomplishment, leading to a dramatic improvement in the performance of the entire organization. Based on our philosophy of becoming “a university that leads our region and connects it to the world with striking originality,” we aim to promote understanding and create an environment for diversity and inclusion as a global standard.

 The coronavirus pandemic has reminded us that we are not only residents of the region but also members of the world. It has also made us aware of the need to mobilize the power of all people and respond flexibly to a diversifying society and rapidly changing environment. As the birthrate declines, life expectancy increases, and work styles become more diversified, we will need to search for “new ways of life” that combine learning and work. Therefore, the university, as a “center of knowledge in the region,” is required to have more diverse functions than ever before. In order to meet the expectations of such a diversity of functions, it is necessary for the members of the university, each of whom has unique knowledge and ability to think and act, to respect each other’s differences and work together.

 Ehime University aims to provide a place where people can respect and collaborate with each other regardless of gender, age, nationality, disability, sexual orientation, gender identity, race, ethnicity, culture, religion, in order to guarantee the human rights of all people and create a better society for future generations. We also aim to become a center of knowledge for solving diverse global issues while remaining rooted in the local community. To this end, we will further promote diversity through a variety of initiatives, and state that the university wants to be a place where each member can shine with individuality and demonstrate their abilities.

July 19, 2021
NISHINA Hiroshige
President of Ehime University

ダイバーシティ推進本部

職員の多様な個性や価値観を尊重し、職員が持てる能力を最大限に発揮することにより、愛媛大学の各組織及び本学の総合的ポテンシャルの向上に資することを目的として、平成24年4月に設置しました。

ダイバーシティ推進本部の概要

ダイバーシティ推進本部は、女性未来育成センター、障がい者雇用推進室、高年齢者雇用推進室から構成されています。

 

女性未来育成センター

本学では、平成19年度に男女共同参画推進委員会を設置し、愛媛大学における男女共同参画を推進するための「宣言」と「提言」を行い、「一人ひとりの個性が輝く大学と社会をめざして」をスローガンとして、本学の男女共同参画推進を本格的にスタートさせました。この提言を受けて、平成20年度に、各部局における男女共同参画推進のための行動計画が策定され、さらに、平成22年度からの第2期中期目標・中期計画において提言に基づいて年次計画を策定し、全学体制で男女共同参画を推進することとなりました。

さらに、平成22年度には、文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業に採択され、その実施母体として、平成22年7月に女性未来育成センターを設置しました。本事業では、「愛媛大学女性研究者育成プラン」に基づき、女性研究者へのキャリア支援、育児支援、意識改革等により女性研究者活躍のための環境整備を行うとともに、女子学生へのキャリアパス支援、女子中高生への理系進路選択支援により次世代女性研究者育成に取り組んできました。

平成25年4月からは、ダイバーシティ推進本部女性未来育成センターと男女共同参画室を統合し、引き続き、男女共同参画推進のための環境整備、女性活躍のためのキャリア支援、地域連携及び情報発信等に取り組み、男女が共に働きやすい環境と優れた女性研究者を持続的に育成するための仕組みづくりを目指して活動していきます。

「女性未来育成センター」ホームぺージ

 

障がい者雇用推進室

本学では、平成19年9月、学長室の下に「再雇用職員及び障害者雇用の在り方検討WG」を設置し、障がい者の積極的かつ計画的な雇用を推進する施策について検討し、障がい者が働きやすい環境を整備してきました。平成21年4月には、愛媛大学構内の清掃を担当する環境整備室を発足させ、知的障がい者の雇用を開始するとともに、人事課がコーディネーターとなり、各部局の事務系有期契約職員の雇用ポストを調整することによって、全学的な受け入れ体制を構築し、ハローワーク等を通じて障がい者を積極的に雇用してきました。

障がい者雇用促進室は、これらの取組をさらに充実させるとともに、雇用障がい者の就業後の自立支援に向けた方策の立案や担当業務の拡大等、障がい者の能力をより活用できる取組を進めることを目的に、平成24年4月に設立しました。

 

高年齢者雇用推進室

本学では、平成18年4月1日から再雇用制度を導入し、平成19年9月には、学長室の下に「再雇用職員及び障害者雇用の在り方検討WG」を設置し、定年退職者のキャリアを活かせる雇用の在り方について検討を行い、高年齢者の雇用の安定や高年齢者の就業支援に必要な施策を実施してきました。さらに、平成24年度からは、事務系職員の大量退職による慢性的な労働力不足等に対応するため、フルタイム勤務の再雇用制度を導入しました。

高年齢者雇用推進室は、多様な勤務形態による雇用機会の確保及び高年齢者の多様なニーズに的確に対応する諸制度の整備を充実させることを目的に、平成24年4月に設立しました。

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